地下ライブ

 去年からそうなんですが、最近は声優さんのライブよりもいわゆる地下アイドルさんのライブに行くことが多い。地下アイドルっていってもピンからキリまで幅広くて、僕が良く行くのはアニソンをカバーしてたり新人声優さんが歌ってたりする所。松本涼さんだとか東城咲耶子さんだとか。この前はここole50アニソンLIVE公式ブログに行っきた。

 アニメやラジオなどの一般メディアで活躍してる演者、いわゆる地上のイベントと比べて地下は演者との距離感が比べものにならないくらい近い。なんというか、ツイッターでリプライを送り合う友達的な感覚で、壁という概念が無い。声優さんにリプ貰っただとか認知もらっただとか騒いでたのが懐かしいよ。

 そりゃまあ、歌唱力や表現力でいえば一般メディアで活躍できるレベルとは歴然とした違いがあるんだけど、待機列や席順なんかでストレスの発生する地上のイベントと天秤にかけると、どっこいどっこいかなぁと。

 極論だけど、自分が地上のイベントに行く動機の中には「(みんなが憧れる有名な)○○ちゃんに顔を覚えて貰ったぞ−」といった承認欲求を満たす目的が含まれていたんじゃないだろうか。俺は今、純粋に音楽を、ダンスを、パフォーマンスを楽しんでいるのだろうか。そんな事を思いながら地下への階段を下りていった。