冬は早朝の羽田空港に行こう

水平線から昇る太陽をバックに写真を撮ろうと思ったら、日の出前から撮影地に行かねばならない。しかし、羽田空港の展望デッキは朝6時半まで解放されない。朝日と飛行機を羽田空港で撮ろうと思ったら、日の出時刻が7時近くになる冬の寒い時期しかない。天気予報を確認して、始発電車で羽田空港に向かった。

モノレールは予定通り羽田空港第二ターミナルビルに到着した。展望デッキまで一気に登ると、残念ながら東の空は雲が被っていた。しかし、これはこれでカッコいい。雲間から表れた太陽を背にグイグイと高度を上げて飛び立つ。いやぁ、眩しい。

朝日が高く登ってきたら、第一ターミナルに場所を移す。冬の早朝は3本だけ許された北向き離陸の小型機があるのだ*1。通称ハミングバードデパーチャーと呼ばれており、富士山をバックに離陸する姿が撮影出来るので人気がある。しかし、今日は富士山は雲の向こうである。諦めてカメラを振っていると、半月と飛行機が同じフレームに収まった。

*1:通常、羽田空港からは海側に向かって離陸する。北向きの市街地に向かって離陸するのは早朝の特例