考察

うたかた考察

2004年10月から12月にかけて放送されたテレビアニメ『うた∽かた』を再び見る機会があった。美しい背景美術に目を奪われがちだが、なかなか凝った構成かつ鬱シーンも多い魅力的な作品。10年近く昔の作品で語り尽くされた感はあるが、もはや考察サイトとかが消…

Angel Beats! のテーマを思い出してみる(第11話)

振り返ってみれば、新たな敵が出てきてはそれを打倒、もしくは無効化する繰り返しの話だったように思う。最初は天使にゆりっぺ達が抗う構図だった。ゆりっぺ達の企みによって天使を生徒会長の座から引きずり下ろすことでこれを無力化した。しかし新たな敵、…

絶望の果てにあるギャグ Angel Beats! 第7話まででの感想

音無や直井の回想シーンはAIRやCLANNAD的な空気を感じ取れる。照り付ける夏の日差しや粉雪の舞い散るクリスマスとか、keyのゲームにおいて定番的なシチュエーションであり、ゲームの感傷が浮かび上がってくる。それは泣きゲーでリアルに衝撃を受けた世代限定…

劇場の中心で愛を叫ぶ

結構前の話になるけど、ある大規模なオフ会に参加してきた。それは「劇場版 魔法少女リリカルなのは」を有志で貸し切った映画館の中で、思いのままに叫びながら鑑賞するという物。元々は熱狂的ななのはファンを皮肉った四コマ漫画を実際にやったら面白いんじ…

生徒会の一存はやっぱり普通のハーレムアニメでした

突然の急展開? 始まった当初はパロディの乱用を毛嫌いする人が多かったようだ。しかし、そのパロディをすんなり受け入れて見続けたら、普通の萌えアニメになってたよ! 変化の兆しは「第8話 嫉妬する生徒会」辺りから。私は原作を読んでないので良く分から…

とある科学の超電磁砲 第9話・10話が面白い

空気系萌えアニメとしての超電磁砲 第1話から第4話あたりの流れは萌え系四コマ漫画原作アニメに通じる明るい話であった。女の子4人が、楽しくかしましく学園生活を満喫する。ストーリーも一話完結で物語的に薄いが、萌えと笑いで楽しませてくれる。そんな…

『学校を出よう』〜谷川流、その中二病な世界〜

学校を出よう!―Escape from The School (電撃文庫)作者: 谷川流,蒼魚真青出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2003/06/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 118回この商品を含むブログ (167件) を見る あらすじ ひょんなことから超能力者だらけの学園…

「学園もの」はほとんどの場合リアルな学園は表現されないらしい

小説からマンガ、アニメ、その他様々な創作物における 学園というのは、そもそも現実の学園をもとに構築されたもの ではないんじゃないかと。 http://d.hatena.ne.jp/nakakzs/20081001/1222793718 同意 エロゲの殆どは学園物だし、ラノベは半分くらいが学園…

ジェネレーションギャプみたいなの

ロストジェネレーションと麻枝准の時代 http://www5.big.or.jp/~seraph/mt/000332.html ↑は『AIR』や『CLANNAD』で有名なエロゲシナリオライター麻枝准氏の作風と、所謂ロストジェネレーションと呼ばれる世代(1972年頃〜1982年頃生まれ、2007年現在25-35歳…

萌えの歴史

面白いサイトがあったのでメモ http://www.nextftp.com/140014daiquiri/html_side/hpfiles/otaken/moe_history.htm 「萌え」について色々考察されていますが、歴史関係の纏めは的を射ていたので。考察したいです。 年代毎に考える ・『萌え』という言葉が流…

メイド論?

寝付けないので私のメイドへの思いを整理してみたいと思います。メイドといってもいろんな解釈やイメージがありますが自分の中では幾つかに分けて考えています。 1,服飾の華美さに対する憧れ メイドさんのひらひらでふわふわの服です。 一般にメイド服と呼…